コンセプト

米パンへのこだわり

店内イメージ

 子育ての終わった主婦が日本の主食のお米を食べて欲しくて、お米でパンを焼きだしました。
今はごはん大好き家族で米パン工房をしています。
「口にするものは安心安全でありたい」「自場産の食材を使い旬を楽しんでもらいたい」という想いから、
野菜は自場産や知り合いの農家さんからいただいた物を、砂糖は北海道のビート糖、塩はポルトガルの天然天日塩を使っています。
「こだわりの食材で作ったパンを食べていただき、心も体も元気になって欲しい」そんな想いでパンを作っています。


「米の夢」で「まいむ」

 今はお米でパンもケーキも作れます。
これから増々お米がたくさん形を変えて、たくさんの人に愛されていって欲しいという想いで「米夢」とつけました。
言葉遊びで「マイドリーム」にもかけています。
「作るだけの農業」「育てるだけの農業」ではなく、想いを込めて作ったいちごを自分の手で加工して新しいものにする。
そんな夢を抱き実現したいと思い続けて10年以上…なんとか家族の協力で少しずつ形になってきました。


働く環境と米夢

食材イメージ

 自分が農業を始めてみて思うのが、物を育てる為の土にこだわり、安心・安全な物を作る工夫や設備を整えることは大変で、
働く環境は厳しいということです。
私たちがいちごを作っている土地は農業をしやすくするため、国が補助金を出して整備した土地です。
農業のために整備されたこの土地は決まり事が多く、トイレや休憩所を建てることも許可されませんでした。
食品を加工する工場は安心・安全・清潔であるのに、その大元である食べ物を作る農場はなぜ環境を整えてはいけないのか。
長年の疑問であり不満でした。
時が経ち建物を建てることが許可された現在「農業がしやすい環境は自分で作っていかなければならない」という考えも、
米夢という工房が建てられたきっかけの一つになっています。

 子供たちが小さい頃PTA活動をして思ったのが、親子の関わりが薄くなってきている、家族で遊ぶことも少なくなってきている
ということでした。共働きの家族が多く時間に追われる中、ホッとできる環境での癒しの時間に、畑でとれた新鮮な野菜や果物を
食べて笑顔になってもらえたら…そんな想いがあります。
自然に囲まれたこの場所で、鳥の鳴き声に耳を傾け、旬を楽しみ、新鮮な野菜をたくさん食べてもらいたい。
大切な家族との楽しい時間や、普段たくさんのことに追われている人がリフレッシュできる時間を過ごしてもらいたい。
それぞれの人がそれぞれの癒しを満喫できる空間に、米夢がなれれば幸いです。